ダイバーシティって何?
ダイバーシティ(Diversity)とは、多様性を意味します。
世の中にはいろいろな人がいます。人種、文化、宗教、性別、年齢、身体的特性、考え方など、違いをあげたらきりがありません。それぞれ違う特性を持った人々が、同じ地域で生活したり、共通の目的に向かって活動したり、同じ組織で働いたりしています。
こんな人がいるかも・・・
背の高い人、低い人、左利きの人、ポジティブな人、怒りっぽい人、音が聞こえない人、聞こえにくい人、同性が好きな人、車いすを使う人、高所恐怖症の人、花粉症の人、眼鏡をかけている人、見えない人、見えにくい人、外国語の得意な人、理数系の人、独身の人、パソコンの苦手な人、人工透析をしている人、トイレの近い人、お酒が好きな人、杖を使う人・・・きりがありません。ダイバーシティからの気づき
ダイバーシティを当たり前と考えると、たとえば「健常者と障がい者」などという言い方や分け方は、あまりに乱暴ではないでしょうか。だれも、何かしら人と違った特性を持っています。もしかしたら健常者などという人はいないのではないかと気づくことによって、さらにお互いの存在の尊厳を大切にできるのではないでしょうか。
みんなが違うことを理解すると「自分とは違う」「わかってくれない」とイライラすることもなくなって、「この人は自分にはないものを持ってる!」「自分の考え方もきちんと伝えよう」「嫌なことがあったら、その気持ちを伝えてみよう」などと、人との接し方やコミュニケーションも変わってくると思いませんか?
ダイバーシティを受け入れると人づき合いにびくびくしている人は少し楽になる、人づき合いが得意な人はもっと楽しくなる、そして、自分自身が少し変わってくる豊かな発想が生まれる…かもしれません!