きくばりあふりーとは
きくばりあふりーとは、気配りが人と人とのコミュニケーションのバリアをなくしていく、という考え方を表したことばです。
社会にはさまざまな特性や生活背景を持った人がいます。自分とは違う特性を持つ人とコミュニケーションするときには、バリアを感じてしまうことがありませんか?
けれど、ちょっとだけ相手の立場に立って、向かい合って、自分には何ができるだろうと考えれば、不思議なほど気持ちが通じやすくなります。
そのちょっとの気配りが、人と人とのコミュニケーションのバリアを取りのぞいてくれる、このことをわたしたちは「気配り」と「バリアフリー」を合体させて「きくばりあふりー」と名付けました。
このホームページでは、主にコミュニケーション場面における、さまざまなきくばりあふりーの具体例を紹介します。
基本的な気配りのポイント、気配り体験談、基礎知識など、たくさんの人の生の声がぎゅっとつまっています。
楽しんで学び、感じ、気づき、そして新しい気配りを生みだすきっかけとなることを願って、このページを開設いたします。
・もうちょっと詳しく知りたい方へ
このホームページは共用品ネットという、ユニバーサルデザインを考えるために集まったボランティアグループ内の「気配りアフリープロジェクト」が作成しています。
「気配りアフリープロジェクト」には老若男女さまざまな特性を持つ総勢約20人のメンバーがいます。
聞こえない人、見えない人、車いすを使う人……年齢も20代から60代までとさまざまです。
一人ひとりがまったく違う個性を持ち、そのことを紹介し接し合ううちに、いつしかメンバー間のコミュニケーションは、自然な気配りの溢れたものになっていました。そんなメンバー自身の観点から見い出したきくばりあふりーの気づきをご紹介します。
今後、このホームページは皆さまからもアイデアをつのり、相互に気配りの交流をはかることができればと考えています。