飲み会にて
聞こえない人や手話を使う人が酔っ払うと、手話が怪しくなり、オモシロイ表現がみられます!
酔っ払いのパターンはいろいろですが、その中で、「橋(はし)」「お箸(はし)」などの同音異義語の言葉や動作を、わざと違う意味の方に手話表現する、というのがあります。
どちらかといえば、(手話をあまり知らない)聞こえる人が、ジェスチャーを使って、即興的に作ることが多いようです。
日常的に手話を使う私には、思いつかないような表現をするので、「なるほど!」と感心してしまいます。(^^)
例を挙げますと・・・
「ビールをピッチャーで頼むか?」
→ピッチャーの部分を、野球選手のピッチャーがボールを投げる動作をする。
「焼酎をロックで」
→ロックの部分を、エレキギターをひく真似をする。
「酢だち(巣立ち)サワー」
→「酢だち」の部分を、鳥が羽ばたいて空へ飛んで行く真似をする。
「コーラ」
→「こら!」と怒る真似をする。
「とんでもない」
→鳥のように手をひらひらさせてから、無い、と表す。
「1パターン」
→「犬(ワン)」が「倒れる(パタン)」動作をする。
飲み物の名前がたくさん出ましたが、いかに飲み会で編み出されたかが分かりますね。(^^)
ただし、これらウソの手話を頻繁に使っちゃうと、しらふのとき、ほんとの手話表現を忘れたりして?!
ご注意を〜!(笑)
06.8.22 m.k
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