ホテルでの朝食バイキング
こればかりは他人の手を借りることになる。一番乗りするつもりで開始数分前に足を運んだ。係員が「おはようございます。お取りしましょう」と声を掛けてくれたので「とくに嫌いなものはありません。洋食でお願いします」と依頼したところ皿に載せられる限りの種類のおかずを豪華に盛付けてテーブルに配膳してくれた。きっとどんな種類のものがあるかを知らせてくれるための気配りであったのでしょう。「食べたいものがありましたら声を掛けて下さい」と言って席を離れた。朝からボリュームたっぷりであることを承知の上で高い数値のコルステロールを気にしながら残しては申し訳ないと思いつつ、頑張って食べることにした。正直なところ、時間的に許されるのであれば献立を考えながら好みのものを選択する楽しみも味わってみたかったと思ったが・・・。そもそもバイキングとはお客様に対するサービスなのか?経営上の人手不足の解決策なのか?いずれにしても盲人にとってはなじまない方式である。
2006年8月18日 金子 修
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