ビルの館内放送として、通常の業務連絡の他にも、火災や地震など災害時の避難誘導の指示が流れることもあります。緊急時の連絡は、こうした音を用いた放送だけでなく、スマートフォンにメッセージを送るなどといった、複数の連絡手段を使うことが有効です。
おとみちゃんは電話での会話はできませんが、メールや会話アプリで連絡をとっています。
複数の人と話をするとき、発言する人はおとみちゃんの顔を見て話すと、口の動きから読み取りができることもあります。音声認識、UDトーク(※)や筆談などを適宜使って、おとみちゃんも積極的に会議に参加しています。
(※)UDトーク:音声認識技術を用い会話の内容を携帯電話やパソコン上にテキストで表現するコミュニケーション支援ツール
おとみちゃんには、隣の電話の内容やほかの人の会話など自然と耳に入ってくる情報はありません。顔を見て話しかけてもらうと理解できることもあります。また、社内のSNSの情報やチャットなども有効に使いながら気軽に話をすることで、職場の雰囲気も共有できます。
インターホンの音や、建物の外から入ってくる音にもたくさん情報があります。雷とか大雨が降っているようだ、など気になる音があったら気軽に教えてもらえると、おとみちゃんはうれしいと思っています。